ドローン空撮映像撮影の裏側を紹介する「ドローン撮影解説」。今回は、石川県白山市鳥越地区にある田んぼの空撮映像について解説します。
5月〜6月の田んぼは一面水を張り、苗の背が低いうちは水鏡となってときとして絶景を演出します。白山市にあるこの田んぼも、一面鏡のようになって周囲の山脈や夕陽を美しく映し出していました。
石川県のお仕事で研修をした帰り道、あまりの絶景に県庁職員の方に地域地権者に急遽許可を取っていただき、ドローンで撮影させていただきました。
このような風景撮影の場合、どうしても静的な映像になりがちなのですが、動きのある要素を入れると映像としても魅力が変わってきます。今回の映像では、大きくドローンを動かすことによって映り込む風景の動きと夕陽の出現、そしてなにより映像あたまに左下より現れる軽トラックがアクセントになっています。
このような静的な景色も、ちょっとしたアクセントを加えることによってそのタイミングでしか撮れない、オリジナリティがある映像に変わってきます。