12月10日(金)、東京都の中学校にて、デジタルハリウッドロボティクスアカデミー主催、ドローンの仕事についてお話する「職業講話」を行い、代表田口が講演し、その後実際に中学生がドローンを飛ばして空撮を行う体験会を実施しました。
オープニングでは、デジタルハリウッドロボティクスアカデミードローン専攻の卒業生スタッフが、マイクロドローンなど様々なドローンを飛ばしながら登場!司会や体験会でのサポートなど、約10名の卒業生にボランティアスタッフとしてご協力いただきました。
講演のテーマは、「空の産業革命〜ドローン前提社会がやってくる!〜」です。ドローンの活用事例や最新技術、来年以降の動向の紹介を通し、すぐそこまで来ている「ドローン前提社会」にリアリティを持ってもらい、新しい職業観、自分の将来について考える機会にしてもらえるようお話しさせていただきました。
後半はグループに分かれ、体育館で操縦のレクチャーを受けたあと、外に出て校庭で空撮体験を行いました。生徒たちは自分の家を探したり、人文字を作って俯瞰で撮影したり、友達が操縦する映像を覗き込むなど、普段見ることがない角度からの学校や景色を楽しんでいました。
空撮イベントを開催することはありますが、これまで小中学校での体験会は、トイドローン操縦やプログラミング体験が多く、実際に生徒に空撮を体験してもらうのは初めてでした。サポートスタッフの指導のもと、生徒たちは操作に戸惑うこともなく、最初からFPV視点で操縦し、チルトしたりiPad画面をピンチアウトで拡大したりと操作方法も自分で発見していました。体験会の実現に向け入念な準備をしていただいた卒業生スタッフの皆さん本当にありがとうございました。
「職業講話」は、社会人を学校に招き、働くことの意義やよろこびについて学ぶ、キャリア教育の一環として各学校で取り組まれています。昨年度は新型コロナウィルス感染症の影響で「職業講話」をオンラインでの実施させていただきましたが、今年はようやく空撮体験を開催することができました。キャリア教育という枠組みの中で空撮体験プログラムを開催できたことは、ドローン業界の人材育成の一環としても重要な取り組みになったと思います。
最後は全員で校庭に集まり、ドローンで記念撮影。生徒たちにとって、このリアルな体験が少しでも将来や今後の社会について考えるきっかけになってくれれば幸いです。